雨の日は・・・。
代謝が上がらず、疲労を感じやすい
梅雨も終わろうというのに、大阪は朝から大雨で、幼稚園の娘は警報のため休みになって、今日は、パパについてきて、治療所についてきて、お手伝い(??)をしております。
さてさて、雨の日は体調がすぐれないという方が多いのではないでしょうか?
なぜ雨の日は、痛みがよくわかるというのは、なぜなのかわかりますか??
答えは・・・・。
「わからない」
「わからない」これが答えです。
雨の日に、古傷が痛むとか、関節が痛いなどの「痛み」を訴える患者様がよくいらっしゃいます。
なぜ、雨の日にそのような「痛み」が出るのか、科学的な根拠は、まだまったくわかっておりません。
世界中の科学者(その専門の科学者)が日夜研究されていても、「なぜ、雨の日に、痛みを訴える人が多いのか?」を科学的に回答できた人は、まだおりません。
しかし、「痛み」を訴える方は現実問題、多いです。
むらやま整骨院に来院される患者様にも「痛み」を訴える方は多いです。
当院に来院されている内科の医師との、たわいもない話の流れのことでした。
医師
「先生のところに来院されるている患者様にも、雨の日、症状がひどくなったり、よくわからない痛みを訴える患者様っていてる?」
私
「なんか理由はあまりわからないですが、いっぱいいてますね」
医師
「やっぱり多いよね。内科にもいっぱい来院するわ」
私
「何が原因なんですかね?」
医師
「先生はどう思う?」
ここまでが、たわいもないたわいもない流れの中からの話です。
もちろん患者様である医師も、「なぜ、痛みを訴える患者様が多いのか」を、科学的に説明した論文がないことは知っています。
ここからがさっきの話の続きです。
私
「昔から医療業界で言われる、気圧とかの関係ってあるじゃないでしょうか」
医師
「やっぱり、先生もそう思う?私もあると思うんやけど」
私
「脳外科の先生の講演を聞きに行った時に、雨が降る時は気圧はさがり、その急激な気圧の変化で自律神経の働きが悪くなり、不調を訴える患者が増えるんじゃないか。
と、いった話をされていた時に、なるほどと思ったことがありました。
自律神経は、交感神経と副交感神経の調節を行っていて、交感神経と副交感神経がバランスよく働かなかったら、一時のパニック状態に陥ります。
低気圧状態の時には、副交感神経が交感神経に対し優位に働き始め、人間は興奮状態の交感神経優位の時より、痛みを感じやすくなりなす。
だから、普段はわからない痛みが、、よくわかるようになるんじゃないですか」
医師
「先生の言うとおりやと思うわ。私もそう思うんやけど、科学的な根拠がないから説明しずらいねんなぁ。あと、交感神経とか、副交感神経とか言うても、普通の患者さんはわからへんしなぁ。」
こんなやりとりがありました。
私は昔から患者様に「なんで雨の日になったら、痛みがでるん?」と聞かれたら、「気圧の関係ですね」と、答えていました。
交感神経とか、副交感神経とか言われて、わかる患者様もいるはずがありませんので、「気圧の関係」としか言ってなかったんですが、今回の医師との会話で、ちゃんとわかりやすく説明しようと思いました。
副交感神経が優位にはたらくと・・・。
ここからは副交感神経が優位に働いた時に、痛みがわかりやすくなることについての説明です。
ちょっと難しい話になりますが、ついてきて下さいね!!
副交感神経が優位に働くと、「なぜ、痛みが出現するのか?」
普段は、あるはずの痛みが、単純にわかっていない状態なだけだとおもいます。
自律神経がうまく作用し、交感神経と副交感神経がうまく働いている状態の時は、痛みは感じにくくなります。
特に交感神経が優位に働いている状態というのは、興奮している状態をあらわし、ある意味、痛みをほとんど気にならない状態です。
副交感神経が優位に働いている状態というのは、リラックスしている状態で、よく痛みを感じます。
人は、交感神経と副交感神経の働きがバランスよく働くのですが、低気圧の時に副交感神経が優位に働く状態が続くと、痛みが感じやすい状態が続きます。
普段は、あるはずにの痛みがあまり感じず、雨が降ると痛みが出現するというのは副交感神経が優位に働き続け、本来わからなければいけない、「痛み」が出現するのではないでしょうか。
そして、臨床の現場で働いている自分が思うのは、患者様が「雨が降って痛いというところは、施術している自分からしたら、その患者様にたぶん痛みが出ていてもおかしくはないと、思っているところ」ということです。
普段は筋肉の緊張や、骨盤の歪みや、歩行の姿勢などを複合的にみて、診断しているんですが、特に骨盤に歪みがある患者様が一番わかりやすいと思います。
骨盤が歪んでいても、普段は痛みが出ていない患者様はいっぱいいてます。
なにかあった際に、痛みが出現し、来院される患者様が多いです。
また、来院されてされている患者様でも、、骨盤を矯正して途中の方などは、雨が降った際の「痛み」を訴える患者様が多いように思います。
普段から、痛いみの出ないからだを維持することが、一番重要なんじゃないかとおもいます。
今日のまとめです
◎雨が降って痛みが出る場所は、雨が降ったから痛みが出たのではなく、普段から
痛みがあるはずなのに、わかっていないだけ
◎普段から痛みがわかっていない場所でも、熟練の施術者はみればわかるということ
◎痛みがない状態でも、しっかりと施術を受け、隠れている痛みはちゃんととっておくこと
痛みがなくても、どんな「痛み」が潜んでいるか、わかりません。
どこか、心に残ったら、豊中市岡町のむらやま整骨院までご相談ください。
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