なぜぎっくり腰や寝違えに?
ぎっくり腰や寝違えは重症なものから、軽症なものまで、経験されたことがある方も多いのではないでしょうか。
痛過ぎて、動けないなどの症状がありかなり辛いですよね?
朝に洗面台で顔を洗う動作や、急に振り向いた時に発生する事を良く言われます。
でも、この動作自体は普段からされてる何ともない日常生活の動作です。
では、なぜ今日の朝から??
問診時「昨日首や肩、腰に負担になるような事をされました?」など原因お聞きします。
「はい」と返事された場合は昨日の動き過ぎた負担が影響していることが多いと思います。
でも、「いいえ」と答えられる方もおられます。
ではなぜだだの日常生活の普通の動作でぎっくり腰や寝違えになるのか?
風船を頭に思い浮かべて下さい。風船を大きくするための空気=身体への疲労です。
風船が割れる時=ぎっくり腰、寝違えです。
前述しました「はい」と答えた方は昨日の空気の量が大きかったから風船が割れたのです。
「いいえ」と答えられた方は、あとひと息で割れる状態だったのです。
どういう事かというと、疲労がすでに溜まりすぎていた状態なので、何ともない日常生活の普通の動作でぎっくり腰や寝違えが起きてしまうのです。
上記の疲労となる空気量や風船の大きさは、個人差があります。
しかし、何もしなければ、いずれ風船は割れてしまいます=ぎっくり腰や寝違えになってしまうという事です。
そこで重要なのが、風船の空気を抜く作業(疲労をとる)=治療やセルフストレッチ・日々の運動なのです。
これをする事によりぎっくり腰や寝違えが起こらないようにできたり、風船を常に2、3割の空気量に抑えておく、根本治療となるのです。
これをご理解頂いていると、ぎっくり腰や寝違えになるリスクは極端に減らせます。
むらやま整骨院 院長 村山武士